不妊検査ドック
「体外受精等の治療を保険でご希望」の場合は、婚姻関係又は事実婚であることが必須条件です。
事実婚の定義は、同一世帯・児を認知予定、配偶者無しとなっています。なお保険適用初回には、その周期の初日または2回目までに、パートナーも来院またはテレビ電話での同席が必須となります。テレビ電話の際は身分証明をご用意ください。2回目以降の保険適用は、半年に1回以上あれば大丈夫です。
不妊検査ドックとは、妊娠出産に影響するような婦人科系の疾患がないかをチェックする検査です。これから不妊治療を始めようかどうしようかと迷っている方は、まずは不妊検査ドックを受けられることをおすすめします。結婚を控えた方だけでなく、今後の自分の体をよく知るためにも受診ください。
東京都にお住まいの40歳未満の⽅は、最⼤5万円の補助⾦制度があります。
以下は不妊検査ドックの必須項⽬となります。すべてを1日で検査することができません。また、順番については問いませんので随時お受けください。すべてお受けいただきます(要予約)。
検査項目
初診時に⾏う⾎液検査
1 | 感染症各種検査 (⾎液型、貧⾎、B/C型肝炎、HIV、梅毒) 当クリニックでの不妊治療の場合、上記の感染症検査は毎年1回必須となります。 |
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2 | クラミジア検査 (⾎液での検査、初診時に⾏います) |
3 | AMH(卵巣機能をみる重要なホルモン)・ ビタミンD |
4 | TSH(甲状腺ホルモン)/抗TPO抗体 |
- ※初診時は上記血液検査以外に、初診料と超音波検査があります。
検査時期が決まっている検査
5 | 子宮卵管造影検査 生理が開始したらすぐにご予約ください |
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6 | 子宮鏡検査 生理が開始したらすぐにご予約ください |
7 | 生理中ホルモン検査 生理2〜5日目に行います |
8 | 黄体期ホルモン検査 排卵日より5〜7日後に行います |
9 | フーナー検査 (精子と頚管粘液との相性をみる検査) 排卵日にタイミングをとりましたら翌朝来院ください |
検査時期を問わない検査(男性の検査)
精液検査 (禁欲期間目安として、2〜10日間) |
精子精密検査 |
- ※基本的に自宅採取してご持参いただきます。
- ※男性の検査については「男性不妊外来」を参照ください。