妊婦健診
妊婦健診とは、妊娠から出産まで、定期的に受ける検査や診察のことをいいます。厚生労働省では母子の健康のために受診することを奨励しています。
妊婦健診を定期的に受けることにより、トラブルに見舞われやすい母体の状態とともに、赤ちゃんの成長の経過を確認でき、安全な出産へとつながります。
受診の間隔は妊娠週数によって変わってきますので、下記の「時期（間隔）」を参考に、詳細はスタッフまでお問い合わせください。
健診は完全予約制をとっております。当院におかかりの妊婦さまで腹痛や出血などの緊急時は24時間いつでも診察いたします。緊急時は予約の必要はありませんが、まずは病院にご連絡をお願いいたします。
妊婦健診の時期（間隔）と内容
当院の妊婦健診は、完全予約制で行っております（緊急時はいつでも拝察します）。
また、定期健診の他に、赤ちゃんと妊婦さまの異常がないかどうか、妊娠時期に応じて各検査も行っています。
定期健診項目
血圧測定・体重測定・尿検査（尿糖・蛋白）・腹囲測定・子宮底測定・むくみのチェック・超音波による胎児発育チェック
妊婦健診における母子手帳付録の検診補助券の使用について
東京都および指定された近隣にお住まいの方は、母子手帳付録の健診補助券の使用により一部助成による割引があります。基本的には東京都の場合黄色の補助券は1回につき約5000円の補助となりますので、券をお持ちの場合には妊婦健診の際に、その差額を妊婦様からいただく事になります。ご不明な点はどうぞ受付までお尋ねください。
妊娠初期検査（8週〜14週）
定期健診
健診の間隔は2週間毎が目安になります。
妊娠8～14週までは妊娠週数の確認のため非常に重要な期間ですので必ず数回健診するようにしていただいております。
初期検査（8週～14週）
- 【内容】
-
- ＜当院初診時＞
- ABO・Rh式血液型 / HBV / HCV / HIV / 梅毒 / 血算
- ＜初期検査一式＞
- 風疹 / 不規則抗体スクリーニング / トキソプラズマ / 血糖 / AST / ALT / TSH / FT4 / HTLV-１ / BUN / Cre / 子宮頚部がん検査 / サイトメガロ（希望者のみ）
初期検査一式は、母子手帳の交付後の妊婦健診で行います。
検査の結果によっては再検査が必要なことがあります。その場合、医師から説明させていただきます。希望される方には染色体検査（クアクトロテスト・羊水検査）も行っております。詳しくは担当医師へ相談ください。
妊娠中期検査（20週〜24週）
定期健診
4週間に1回
中期検査（20週～24週）
- 【内容】
- 腟分泌物培養（内診）
妊娠後期検査（26週〜）
定期健診
2週間に1回
後期検査（26週～）
- 【内容】
- 血算 / 血糖 / AST / ALT / BUN / Cre / 尿酸 / クラミジア（内診）
妊娠末期検査（34週〜）
定期健診
2週間に1回
末期検査（34週～）
- 【内容】
- 血算 / D-ダイマー / APTT / AST / ALT / 腟分泌物培養（内診）
妊娠37週以降の検査
定期健診
1週間に1回
また、予定日を過ぎた場合には医師の指示通りご来院ください。
NST（ノンストレス検査）
- 【時期】
-
- 妊娠37週過ぎ
- ※健診の度に行います。
- 【内容】
- お腹にベルトを巻いて約30分間安静にして胎児の心拍数と子宮収縮の有無をモニターする検査です。陣痛のない状態（ノンストレス）で胎児の状態をモニターするものです。
診察予約について
はじめての方へ
またお電話にてご予約いただいた後、事前に保険証等の情報を登録していただきますと、当日のお手続きがスムーズです。
当院におけるハイリスク妊娠とは
（産科・婦人科）受付時間 9:00～17:00（日祝日は除く）
- 保険証等の情報事前登録
- 事前新規患者受付システム
- 産科問診票の記入
- 産科問診票ダウンロード
- 婦人科問診票の記入
- 婦人科問診票ダウンロード
